私の父は、定年退職をしてから体調を崩すことが多くなりました。
現役の頃は健康で、熱を出すどころか風邪をひいたことも見たことがありません。
そんな父親が風邪をひいたり、膝痛や腰痛で病院へ行くことが多くなりました。

ある時、父親が熱を出したと母から聞きました。
38度台となかなか高い熱で、食欲が全くないと言うのです。
父親は食欲がなくなる、ましてやお酒も欲しくない、ということが今までなかったので、母親は心配していました。
熱が数日続き、病院を受診し、解熱剤などはもらいましたが、熱は一向に下がらず、飲酒欲も食欲もない日が続きました。

そんな日々が二週間弱続き、病院を再受診しました。
肺炎になっているとの診断で、大学病院への入院が急遽決まったとのことです。
本人はそれほど重大だと感じてはいなかようですが、血液中の酸素濃度が低くなっており、すぐに酸素マスクをされ、いろいろな検査が始まりました。

数日経過し、検査結果が出たとのことで、母親が担当医の説明を聞きに行きました。
やはり肺炎を起こしていること、それと同時に糖尿病も指摘されたようです。
母親は糖尿病は寝耳に水で、大変驚いていました。
唯一の救い?が、担当医が兄より少し年上くらいで、とても気さくで相談しやすい先生だと喜んでいました。

肺炎は、安静と投薬治療によって体調も良くなってきましたが、問題は、同時に発覚した糖尿病です。
病院では糖尿食が提供されました。
もともと父親は痩せの大食いで、体調を崩したから食欲が落ちていたものの、病院で健康に戻ると、それに伴い食欲も元に戻ります。
そうなると、病院食は量が少なく、脂質を落としているため、全然物足りなくなっていました。

退院の予定が立った頃に、栄養指導と担当医の説明を受けました。
糖尿病といっても、それほど重症ではないので、食事内容にそこまで厳しくする必要はないけれども、全体的に量を少なくするように言われました。
あと、父親が大好きなお酒もです。
母親は、深酒をして転倒して家に帰ってくる事もある父親のお酒の量を、何としても減らしたかったので、担当医にお酒についても質問したようです。
担当医は、父親が深酒をする話を母親から聞いて、あ、僕の父親と同じですね、僕の父親も酒が大変イケる口で、深酒しては転倒して帰宅することがあり、その都度母親から愚痴の電話がかかってくるんですよ、本当に周りの者は心配が尽きないですよね、と言ったそうです。

お酒は美味しく飲むことに楽しみがあるので、適量を守ってくださいよ、と念を押されていました。
父親も信頼している担当医に言われると、頷くしかなかったようです。
わたしの兄も医療関係の職に就いていて、CRCとして活躍しています。
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私たちよりも断然に兄のほうが投薬について詳しいので、頼れる兄がいて良かったです。
父も、少し安心そうでした。